三陸沿岸道路のうち釜石北―大槌インターチェンジ(IC)間の4・8キロが22日開通し、岩手県宮古市から宮城県気仙沼市までの106キロが自動車専用の復興道路で1本につながった。両市間の移動時間は震災前に比べて1時間近く短縮され、人や物の流れが加速化される。
国が整備を進める三陸道は、青森県八戸市から仙台市まで総延長359キロ。これにより261キロ分、7割超が完成したことになる。
特に岩手県内沿岸南部では東日本大震災時に一部完成していた同道路を通って多くの人が避難できたこともあり、救援・救助活動を支える「命の道」としての役割が再認識されていた。
それだけに、県は開通を「復興…