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維新、足立康史議員の処分検討 百田氏に対し不適切投稿

日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は6日、同党所属の足立康史衆院議員(比例近畿ブロック)がツイッターで作家の百田尚樹氏らに対して不適切な投稿をしたとして、参院選後に党紀委員会を開いて処分を検討する考えを明らかにした。


維新前代表の橋下徹氏と、百田氏の著作「日本国紀」の編集に携わった有本香氏や百田氏らが靖国神社へのA級戦犯の合祀(ごうし)などをめぐってツイッター上で論争。そんな中、足立氏は「本を売らないといけないのは分かりますが」などと投稿した。これに対して百田氏は、維新が進める大阪都構想に反対の立場に立つという趣旨のツイートを投稿。その後、足立氏は謝罪の投稿をした。


松井氏はこの日、選挙応援のため訪れたさいたま市で記者団に「公人が一般の人をオープンのところでおちょくったのはダメ。全くリスペクト(敬意)がなく、年上の人に対する礼節もない」と述べ、足立氏に非があるとの認識を示した。


足立氏は過去にも国会内の発言で複数回、懲罰動議を受けてきた。維新をめぐっては、所属していた丸山穂高衆院議員の北方領土問題に関する不適切発言や、参院選比例区で公認予定だった長谷川豊氏の差別発言も問題視されている。(楢崎貴司)


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