您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 政治(日语) >> 正文
元民主の自民「移籍組」貢献できるか 鷲尾氏・細野氏

自民党会派に入った元民主党の国会議員たちにとって、参院選は自民への貢献をアピールする好機でもある。衆院議員の一人は地元新潟で実績を積もうと集会を重ねる。一方、かつて民主のホープと言われた衆院議員は、地元の反発で足踏みを続けている。


後援会・労組票を取り込み


民主党政権で政務官を務め、今春自民党入りしたばかりの鷲尾英一郎衆院議員(新潟2区)は5日夜、東京電力柏崎刈羽原発にほど近い、新潟県柏崎市西山地区の小ぶりの公民館で演説をぶっていた。


「二大政党の実現は難しかった。『何でも反対』の野党に議席を奪われたら新潟は沈んでしまう」


部屋いっぱいに集まった約50人を前に額に汗をにじませ、新潟選挙区(改選数1)に立候補した自民現職の塚田一郎氏の支援を訴えた。入党からわずか10日ほど後に起きた塚田氏の「忖度(そんたく)」発言を「自民党」としてわび、支援を訴える。


鷲尾氏を支える力の源は、2万人近くを擁する個人後援会「イーグル会」だ。地区ごとの同会幹部を頼りに、公示後はほぼ毎日集会を開催。公示前は塚田氏やその妻と一緒に企業・団体を回り、自らに近い野党系の地方議員を固める。


民主党の支持母体だった連合新潟とも良好な関係を維持する。自民入り後も鷲尾氏と関係を保つ労働組合は少なくない。労組側にとっては「野党系にこだわるより『鷲尾』を介して政策実現した方がいい」(関係者)との判断もある。自民支援を組織内で徹底する民間労組もあるという。


鷲尾氏がつかむ後援会や労組は、自民にとって魅力ある存在。これまで野党系に流れていた個人票や労組票を取り込むことが期待でき、自民の支持層の拡大につながるためだ。


ただ、新潟2区は、自民最大派閥の細田派に所属する細田健一衆院議員(比例北陸信越)が次期衆院選の公認内定を意味する党支部長を務めている。県連幹部は「(参院選では)どこで票が伸びたか、参院選後に党本部が評価する。ライバル意識で相乗効果が出る」と話す。


鷲尾氏は「自分の選挙だと思っている。これだけやれる人は少ないはず」と自信をのぞかせる。(杉山歩、岡本智)


地元で応援弁士として招かれず


衆参国会議員が各地に飛んだ公示日4日の東京・永田町は閑散としていた。2日前に自民党会派入りしたばかりの細野豪志衆院議員(静岡5区)は、地元小学生の国会見学に付き添っていた。


東京から約200キロ離れた静岡市葵区では、静岡選挙区(改選数2)に立候補した自民現職・牧野京夫氏の出陣式が行われていたが、声はかからなかった。入党をめざす細野氏に対する地元の自民関係者の拒否反応は根強く、ある自民県議は「来られるわけがない」と突き放す。


公示前日3日付のウェブサイトで細野氏は「明日から参議院選挙が始まるため、しばらくは街頭演説は中断となります」と報告。恒例の駅頭立ちを取りやめた。選挙期間中、独自に選挙運動のための街頭演説をして特定候補への投票を呼びかければ、公職選挙法に抵触する恐れがあるからだ。牧野氏陣営が応援弁士として細野氏を招待する予定はない。


「非自民」を旗印に政権交代を実現し、民主党政権で環境相を務めたホープ。野党再編を経て無所属に。今年1月に「政治理念を共有できる」として、自民の二階俊博幹事長が率いる二階派に、入党を視野に入会した。


2000年衆院選に初めて立候補して以降、選挙区で7回連続負けなしの圧倒的な強さを誇ってきた細野氏。静岡5区には岸田派の吉川赳衆院議員(比例東海)がいて競合するが、細野氏は次期衆院選で選挙区を移るつもりはない。


民主時代の歯切れの良い自民批判の記憶に加え、そんな強気な姿勢が地元静岡の自民関係者の反発を呼ぶ。


4月の静岡県議選では「陣営からの要請」で自民候補の応援演説に立ったが、参院選では今のところ滋賀県の自民候補を応援する予定となっている。(矢吹孝文、明楽麻子)


新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

发表评论】【加入收藏】【告诉好友】【打印此文】【关闭窗口

相关文章

参院選の期日前投票、10日間で631万人 前回並み
立憲枝野氏「参院選に消費増税の国民投票的な要素ある」
日米安保は「不公平」か 双務性と対称性
1人区野党共闘 民進分裂の後遺症 共産との距離も悩み
投票済み証明書もらいました?交付に地域差、組織利用も
「常勝関西」公明に危機感 春のダブル選では維新に完敗
「一強」国会、必要なのは安定か緊張か 食い違う与野党
首相、新千歳空港発着枠2割増方針 拡大の手法明言せず
安倍首相が誇る雇用増の実績は本当? ファクトチェック
改憲へのこだわりにじむ首相演説 議論の是非問う
れいわに支持を…立憲が懸念 広がる反緊縮、自民候補も
石破氏、露出激減「呼ぶと官邸に…」 集落回り狙う首相
女性天皇に賛否割れる自民 候補者が描く天皇制のあり方
「バイ・アメリカン」の末… 戦闘機製造「聖地」に異変
自民党の小渕元経産相「野党はひたすら不安あおるだけ」
中国・韓国に「親しみ感じる」、自公で差 朝日東大調査
月6万円の過酷労働、病気で半身不随 日本恨んだ実習生
上野千鶴子さん「最大の敵は家」 女性議員の壁、壊し方
女性の政治参加「男を立てろ」との闘い 嫌がらせ被害も
有権者が国会に関心持つには? 識者が考える、国会の姿
ネット空間、過激さでウケ狙い 狭い共鳴に酔う政治家
参院選、13県が「女性当選無し」 「1回」は10県
憲法論議「イエスかノーか」 首相の矛盾と危うい手法
立憲・枝野氏、共産公認候補を応援「連携は当たり前」
響く演説、スマホに通知 駅ごとの住民データを候補者へ