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「盗まれた賃金」 豪の先住民に143億円支払いで合意

オーストラリア東部のクイーンズランド州は9日、1939~72年にあった先住民(アボリジナルピープル)への賃金未払い問題で、計1億9千万豪ドル(約143億円)を支払うことで先住民側と合意したと発表した。豪メディアによると、約1万人の先住民や遺族に分配される。


先住民らが2016年に州を相手取って連邦裁判所に集団訴訟を起こしていた。連邦裁が承認すれば、正式に和解が成立する。


白人を優遇する白豪主義の下では、先住民らは、州の保護官の承認がないと雇用契約が結べず、雇用主は賃金を州が設けた口座に払い込んでいた。だが、州は実際にはそのうちのごく一部しか先住民に払っていなかった。


豪メディアによると、原告団代表のハンス・ピアソンさん(80)は、牧場で働いた50~60年代に稼いだはずの7千ポンド(豪州の通貨は66年から豪ドルに)が未払いだと訴えていた。当時は家が買えた額だという。和解を受けて「正義を勝ち取った」と語った。同州のトラッド副首相は「州は歴史的な誤りを正し、先住民と協力していく」と述べた。


国内では、白豪主義時代に「盗まれた賃金」を支払う歴史的な合意と報じられている。今後、別の州でも同様の訴訟が起こる可能性がある。(シドニー=小暮哲夫)


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