今月16日に予想外にも人気となり、北京大学の教学サイトは一時ダウンしてしまうほどだった。「サーバーが、学校の教学サイトと同じなので、アクセス数が集中するとサーバーがダウンし、ミニプログラムだけでなく、教学サイトにもアクセスできなくなる。そのため、16日午後の1コマ目の授業で、サーバーに問題が起きた。みんなの授業に影響を与えては困るので、ミニプログラムを一時停止にした」。
ただ、午後に緊急の復旧作業と確認が行われ、同日夜には、「北京大学のネコ図鑑」に再びアクセスできるようになった。
范会長は、「ネコの情報を記録するミニプログラムを作るというのは、当サークルのメンバーのアイデアで、実際に作り上げたので、そのコンテンツの整理をみんなで行っている。作ろうと思ったのは、このミニプログラムを通してサークルのメンバーがキャンパス内のノラネコをもっと知るためだった」と説明する。
そして、「2019年9月にこのミニプログラムが立ち上げられたばかりの時は、ネコの写真と名前、性別が記録されているだけだった。その後、みんなが加えたい情報を加え、今のプロフィールができあがった」という。
サークルのメンバー数百人は、毎日、同じ時間に同じ場所でキャンパスのノラネコにエサや水をあげている。しかし、サークルの仕事はネコにエサをあげるだけではない。メンバーたちはノラネコの引き取り手を探したり、引き取り手の資格を考慮する仕事を担当したり、怪我や病気になったネコを病院に連れていったり、去勢されていないネコを捕まえて病院に連れていき、去勢手術を受けさせるなどの仕事も担っている。その他、サイトプラットフォームの運営や撮影などに携わるメンバーもいる。 (編集KN)
「人民網日本語版」2020年4月22日