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青島農業大学、ネコ科クローン技術で新たな進展


青島農業大学によると、同大の科学研究チームはフォレストキャットの体細胞を使用しクローン猫を作った。クローン猫は2020年12月24日に誕生した。体重は75グラム。代理出産猫及びクローン猫の生理的指標は現在、いずれも正常だ。新華社が伝えた。


この科学研究プロジェクトは青島農業大学生命科学学院の趙明輝博士のチームが担当。このクローン猫の母体は雑種の成年のフォレストキャット(雌)。科学研究者はこの猫の皮膚組織から繊維細胞を分離・培養し、中国土着の猫の卵子を細胞核受容体とし、細胞核置換と人工活性化により、複数の体細胞クローン胚を作成した。科学研究者がクローン胚を代理出産猫に移植し、62日間の妊娠期間を経てフォレストキャット体細胞クローン猫が誕生した。


北京中正司法鑑定所の鑑定により、この新しく誕生したフォレストキャットがクローン猫であることが確認された。


科学研究者は、猫の体細胞クローン技術の確立は、動物の疾病の研究、新薬開発、絶滅危惧種の保護などに対して重要な役割を果たすとしている。(編集YF)


「人民網日本語版」2021年1月18日


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