国家第十三次五カ年計画重点研究開発計画の「施設野菜の化学肥料・農薬の使用削減・効果拡大技術集約の研究・モデル運営」がこのほど、画期的な進展を実現した。一連の技術の難題を解消し、施設野菜の農薬・化学肥料の使用を削減し、生産・効果拡大の目標を順調に達成した。人民日報が伝えた。
同プロジェクトは中国農業科学院野菜花卉研究所が先頭に立ち、中国農業大学、浙江大学、西北農林科技大学などの国内29の科学研究院・研究所が共同で実施した。プロジェクトは中国の施設野菜の化学肥料・農薬の過度な使用などによる環境汚染と農産物品質安全問題に対して、東北地域の寒冷エリア、西北地域の乾燥エリア、黄淮海・環渤海温暖エリア、長江流域、華南亜熱帯・多雨エリアの施設野菜を研究対象としている。野菜の効率・生産の向上などの重要技術を選別・最適化し、化学肥料の使用削減、化学肥料の窒素の利用率の向上、農薬の使用削減などの目標を達成した。野菜の生産量は4.1%増加し、効果は5%超向上した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月17日