新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込めるためのカギとなる段階に差し掛かっている河北省石家荘市で、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者や二次接触者を集団隔離する臨時施設・黄荘公寓の建設が、昼夜問わず、1分1秒を争うようにして急ピッチで進められている。今月17日午後4時の時点で、プレハブハウス1008セットの設置が完了した。
「チャイナ・スピード」とは?
1月13日、黄荘公寓の建設がスタート。作業員約300人が現場に入って作業し始め、第一陣のプレハブハウス600セットが続々と正定県に到着。
1月14日、一期工事のコンクリート基礎工事が始まったほか、作業員によるプレハブハウスの組み立てもスタート。
1月15日、わずか51時間で電源の設置が終わり、送電が開始。作業員3000人が連夜作業して基礎工事を完成させ、同日にプレハブハウス300セット以上の組み立てが完了。
1月16日、一部のプレハブハウスが設置され、施設が「姿を現し」始めた。
1月17日、第一陣としてプレハブハウス1008セットの設置が完了し、空調設備や給湯器などの設置も完了。
黄荘公寓の敷地面積は、約34ヘクタールから、約46.6ヘクタールへと拡大され、設置される部屋の数も3000部屋から4160部屋に増やされる。現時点で、第一陣のプレハブハウスの内装がほぼ完了している。
36時間で、最初の5G基地局が開通、51時間でプレハブハウスへの全面的な送電が開始され、98時間で第一陣のプレハブハウスの引き渡しが完了した。次々に作られる「チャイナ・スピード」の記録の背後には、黙々と働く作業員の働きがあるのだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年1月19日