李克強総理は3、4両日に河南省の安陽市と鄭州市を視察した。新華社が伝えた。
安陽東路村の冬小麦畑で、李総理は土壌の湿度状況を確かめ、農民や農業技術者と交流し、今年の収穫と収入を把握した。大規模生産農家は李総理に、土地転用によって大規模経営を実現し、収入も割合良くなったことを伝えた。
李総理は「今年、我が国の食糧は再び豊作となった。生産量を増やすと同時に品種を改良し、品質を高める必要がある。農業の現代化を積極的に推し進める必要がある。条件を備える地方が様々な形式の適度な大規模経営を発展させる際には、農民の意向を尊重し、積極的かつ穏当に推し進めなければならない」と述べた。
その後、李総理は河南省の新興産業クラスターの育成、新旧原動力の転換促進、鄭東新区の発展などの状況について報告を受けた。また、中原動力智能機器人公司と鄭州大学工程研究センターを視察し、「第19期五中全会の精神を貫徹し、革新的発展の推進に力を入れ、新しいタイプの工業化を推進する必要がある。科学技術革新には強固な意志の力を持ち、基礎学問の基礎をしっかりと固め、『十年一剣を磨く』精神によって、着実に前進し、さらに多くのブレイクスルーを遂げる必要がある。河南省は人口が多い。『人材強省』及び人材集中に優位な地となるべく努力し、中部台頭の促進においてさらに大きな役割を発揮する必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年11月5日