李克強総理は8日午前に人民大会堂で、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事とテレビ会議を行った。新華社が伝えた。
李総理は「先般、私とゲオルギエバ専務理事は主要な国際経済機関のトップと第5回『1プラス6』円卓会議を行った。各者はいずれも多国間主義の維持に尽力し、世界的な試練に連携して対処する考えを明確に表明した。国際通貨基金(IMF)は自由貿易の推進、世界経済の発展促進に重要な役割を発揮してきた。引き続き多国間の合意形成を後押しするために努力してもらいたい。最大の発展途上国として中国はこのためにしかるべき貢献をしたいと考えている」と表明。
また、李総理は中国経済の現状を説明し、「今年中国経済はプラス成長を実現する見込みだ。これは14億の人口を擁する国としては、容易なことではない。現在世界経済は回復の方向へ進んでいるが、依然としていくつかの不確定性を抱えている。我々は引き続き新型コロナ対策と経済・社会発展を統合的に計画し、マクロ政策の継続性・安定性・持続可能性を保ち、中国経済の合理的範囲内の運営維持に努める」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年12月9日