王毅国務委員兼外交部長(外相)は7日、清華大学公共管理学院のグローバル学術顧問委員会会議に出席し、スピーチを行った。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
王部長は「現在、新型コロナウイルスの感染が引き続き拡大し、各国の人々の命と健康が脅かされ、世界経済が深い後退局面に陥り、国際構造の変化が加速している。だが、責任転嫁が新型コロナとの闘いにおける国際協力を壊し、保護主義が世界経済の回復を脅かし、一方的覇権が現行の国際秩序を侵害している」と指摘。
「国際社会共通の試練を前に、団結と分裂、開放と封鎖、協力と対立のどちらを選択するのかによって、人類社会の知恵、良識、勇気が試されている。感染が拡大し始めてからの現実は、人類社会が運命共同体であり、多国間主義が世界の正しい道であり、グローバル・ガバナンスの強化・整備が必然的な流れであることを繰り返し証明している」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年11月9日