12月23日0時から24時にかけて、北京で新たに確認された国内症例と新たに感染が疑われた人は0人だった。また新たに確認された無症状感染者は1人だった。海外からの輸入症例では、新たに確認された感染者と新たに感染が疑われた人は0人だった。中国新聞網が北京市衛生健康委員会の公式微博(ウェイボー)アカウントの発表を引用して報じた。
北京市順義区在住で、海淀区にある奥北興華科貿中心有限公司で働く男性(34)は、大学院入試を受けるため、今月22日に、順義区でPCR検査を受け、同日、中国国際航空のCA8347便で北京首都国際空港から浙江省寧波へ移動。翌23日に、PCR検査の「陽性」が判明し、順義区疾病予防管理センターがすぐに男性に連絡した。浙江省衛生健康当局によると、23日、現地の関連当局が疫学調査、臨床症状、実験室の検査などを基に、無症状感染者と診断した。診断後、この男性はすでに現地の重点医療機関に移送され、隔離観察を受けている。
男性が住む団地と勤務先の会社には、管理・コントロール措置が講じられたほか、患者の使用した物品や部屋などを徹底的に消毒する「終末消毒」も行われている。また、濃厚接触者も指定の施設で隔離されて医学的観察を受けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月24日