外交部(外務省)の趙立堅報道官は16日の定例記者会見で、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が順調に締結されたことなどについて質問に答えた。
趙報道官は「8年間の交渉を経て、RCEPは15日に順調に締結された。世界最多の人口、最も多元的な締約国構成、最大の潜在的発展力を持つ自由貿易圏がついに完成したことを意味する。これは地域経済統合の重要な一里塚だ」と指摘。
「新型コロナウイルスの感染が依然として世界中で拡大し、世界経済が深刻に後退し、一国主義と保護主義が激化する中でのRCEPの締結は、地域経済の回復を力強く促進し、世界経済の成長を牽引するものとなる。これは各国が多国間主義と自由貿易を断固として守り、開かれた公平でウィンウィンの多角的貿易体制を断固として支持し、団結と協力を堅持して試練に対処すべく尽力していることの現れだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年11月17日