中国国際貿易促進委員会、中国国際商会、APEC中国ビジネス理事会が主催する2020年APEC・CEO中国フォーラムが19日、北京で開催された。人民日報が伝えた。
中国国際貿易促進委員会、中国国際商会の高燕会長は取材に対し、「中国のビジネス界は今回のフォーラムを通じ、世界に向けて3つのメッセージを発信した。1つは、中国のビジネス界はデジタル化のパワーを活用し、新技術をすばやく応用・アップグレードし、科学技術成果の現実の生産力への転化を加速させ、アジア太平洋地域経済圏の産業チェーンレベルを高め、産業チェーンの安全を守るということ。2つ目は、中国の企業家はアジア太平洋経済回復をめぐる課題や趨勢、対策を共に検討し、中国の発展見通しに対する各国の確信を強め、世界経済回復を促進するようなメッセージをより多く伝えるということ。3つ目は、中国のビジネス界はグローバル経済ガバナンス体系改革に深く関わり、APECという場を通じて、自身の力によってグローバル経済ガバナンスの改善を推進することを望んでいるという点だ」と述べた。
今回のフォーラムでは、注目を集める議題やブロックが複数設けられ、「グローバル・バリューチェーン:循環新構造への融合」、「デジタル経済発展のチャンスと課題」、「スマート時代の製品」、「若者の生活と消費」、「産業革新サポート:資金調達の新たなルート」などの議題について討論が行われた。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年11月20日