国家統計局が9日に発表したデータによると、今年11月、全国の消費者物価指数(CPI)は前年同期比0.5%低下したが、食品とエネルギーを除いたコアCPIは引き続き安定を保ち、同0.5%上昇し、上昇幅は5ヶ月連続でこの水準を維持した。新華社が伝えた。
同局都市社会経済調査司の董莉娟シニア統計家の説明によると、11月のCPIが前年同期比低下したのは、一方では前年同期の上昇率が高かったためであり、他方では食品価格が10月に2.2%の上昇から2.0%の低下に変わり、CPIを約0.44ポイント引き下げたことがCPIを上昇から低下に変わった主な原因だ。特に食品のうち豚肉価格が12.5%低下し、低下幅は10月より9.7ポイント拡大し、CPIを約0.6ポイント引き下げた。
前月と比較すると、CPIは0.6%低下した。うち食品価格は2.4%低下して、CPIを約0.53ポイント引き下げ、CPIの低下をもたらした主な要因になった。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年12月9日