1台目となるスマート新エネ商用宅配車両のラインオフに伴い、山東豪馳智能汽車有限公司が投資し、中建電力建設有限公司が請け負う中国初の5Gシーン自動運転新エネ商用車製造拠点が12日、正式に稼働開始した。新華社が伝えた。
山東豪馳スマート新エネ商用車製造拠点は、済南市の莱蕪区に位置する。建築面積は13万平方メートル近くある。同拠点の1期は現在、スマート新エネ完成車を年間10万台生産できる。スーパー軽量化コア部品、スマート可変車体、先進的な水素エネルギー動力という3つのコア技術を集め、中国初のスマート可変車体生産拠点となった。
中建電力莱蕪豪馳新エネ商用車プロジェクトマネージャーの張涛氏は、「一般的な工場と異なり、プロジェクトが建設した工場内にはスマート設備を設置する必要がある。組み込み部品は3万2000点以上で、平行度は1メートルあたり0.05ミリメートル以下でなければならない」と説明した。
今回ラインオフした初の宅配専用新エネ物流車「橙仕01」は、都市物流の「ラストワンマイル」の問題を解消するため新たに開発・設計されたものだ。また完全に標準化、モジュール化、インターフェースの汎用化を実現した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月16日