7月1日に海南省で離島旅客免税ショッピングの新政策が実施されてから、離島旅客免税ショッピング市場の規模が拡大を続けている。中国新聞網が伝えた。
国家発展改革委員会の孟■(王へんに韋)報道官はこのほど、「7月1日から11月30日までの間に、海南で免税ショッピングをした離島旅客は累計のべ296万3千人、購入金額は159億元(1元は約15.9円)に達し、前年同期に比べて79%と204%、それぞれ増加した。旅客が購入した商品の中で、化粧品が最も人気があり、販売量も売上高も各種商品の中でトップだった」と述べた。
海口税関のデータでは、7月-10月には、売上高トップ3の商品は化粧品、腕時計、アクセサリーだった。売上高は化粧品が前年同期比164.5%増の58億2千万元、腕時計が同353.8%増の14億7千万元、アクセサリーが同404.7%増の14億5千万元だった。この3商品を合わせた売上高は同期の離島免税ショッピング額全体のうち72.8%を占めた。売上数のトップ3商品は化粧品、香水、アクセサリーで、化粧品は同144.6%増の1078万点、香水は同205.3%増の61万4千点で、アクセサリーが同116.2%増の21万1千点となった。
中国免税品(集団)有限責任公司によると、7月1日に新政策が施行されてから、国内消費者のショッピングへの意欲が極めて大きくかき立てられたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年12月25日