国家航天局によると、火星探査機「天問1号」は3日午前6時現在、軌道上を163日飛行している。飛行距離は4億キロメートルを突破し、地球から約1億3000万キロメートル、火星から約830万キロメートル離れている。探査機は姿勢が安定しており、計画に基づき1カ月余り後に火星に近づき減速を行い、火星周回軌道に入り、火星着陸の準備をする。科技日報が伝えた。
天問1号任務は中国独自の惑星探査の一歩目だ。1回の打ち上げで火星の周回軌道を回り、火星への着陸、火星表面の探査を実現する。天問1号の総重量は約5トンで、周回モジュールと着陸・探査モジュールから構成される。着陸・探査モジュールは主に突入カプセルと火星ローバーからなっている。周回モジュールは現在すでに3回目の軌道上自主点検を完了しており、各システムが正常に作動している。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年1月4日
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