30日の東京株式市場で、大手スーパーのイオンが資本・業務提携を検討していることが明らかとなったダイエーの株は、午前の取引開始から買い注文が相次ぎ5営業日ぶりに反発し、前日終値比185円高の2390円で午前の取引を終えた。イオン株も続伸し、午前の終値は同100円高の2940円、イオンへの株式売却を検討している丸紅の株も続伸し、午前の終値は同5円高の627円。
市場関係者は「経営再建中のダイエーがイオンと提携することで、両社とも相乗効果による業績改善が見込めるとの思惑から買われている」とみている。【森山知実】
毎日新聞 2006年8月30日