レッドソックスの松坂が12日、ヤンキース戦前に松井秀と渡米後初めて顔を合わせた。チームメートの岡島も交えて1分余り談笑した後、3人で握手を交わし、伝統の一戦に彩りを添えた。
試合開始前にホームプレート近くで対面が実現。遅れて登場した大リーグ5年目の32歳、松井に対し、1年生の26歳、松坂は帽子を取って、ぺこぺこと頭を下げた。松井に「いいチームに入れてよかったね。楽しんで頑張って」と声をかけられた松坂は登板はなく、ベンチから観戦。相手打線の印象を「スイングの速さに驚いた。対戦するのが楽しみ」と語った。
両チームはア・リーグ東地区のライバル。2人の初対決は4月20~22日にボストンである3連戦で実現する予定だ。ヤンキースに今季加入した井川は、この日はチームに帯同しなかった。【高橋秀明】
毎日新聞 2007年3月13日 11時50分 (最終更新時間 3月13日 12時12分)