公開中のホラー映画「ノロイ」(監督白石晃士)が、一部シーンに心霊映像が映っているとして波紋を呼んでいる。観客から指摘され製作側が確認したところ、人間の顔のような白いボール状の物体がガラス窓に映っていた。
怪奇作家失そうの謎を追うドキュメントスタイルの作品。開始から約10分の、怪奇作家が不思議な声がする家から立ち去る場面で、「謎の物体」が後ろに映るガラス窓をななめ下から上に移動する。劇中に登場する「かぐたば」という悪霊に形がそっくりだとの指摘もある。関係者は映像をコマ送りして調査し「撮影の時にはこのような光が入る込むはずはなかったのに…」と首をかしげている。
スポーツニッポン 2005年9月10日