中央競馬の第56回毎日王冠(G2)は9日、東京競馬場で芝1800メートルに17頭が出走して行われ、サンライズペガサスが直線を力強く抜け出し、初優勝を飾った。後藤浩輝騎手、石坂正調教師はともに毎日王冠初勝利。連覇を目指したテレグノシスが2着、伏兵のケイアイガードが3着に入った。秋の天皇賞への出走権をかけたホッカイドウ競馬所属のコスモバルクは11着に終わった。
サンライズペガサスは牡馬7歳。父サンデーサイレンス、母ヒガシブライアン。北海道門別町のヤナガワ牧場生産。21戦6勝で、重賞3勝目。獲得賞金3億5374万3000円。
○…足元に不安を抱えるサンライズペガサスが見事な勝ちっぷりで毎日王冠を制した。レースは稀に見るスローペース。途中から先頭に立ったコスモバルクを直線で早めにかわす会心の勝利に、後藤騎手は「いい感じで伸びた。期待がふくらみました」と振り返った。次戦は秋の天皇賞。石坂調教師は「力を再確認した。年齢的にも最後のチャンス。なんとかG1を取ります」と力を込めた。
◆払戻金◆
単勝(12)1790円
複勝(12)590円(4)330円(7)1900円
枠連(2-6)3420円
馬連(4-12)9770円
馬単(12-4)2万970円
ワイド(4-12)2920円(7-12)1万9030円(4-7)9610円
3連複(4-7-12)29万1730円
3連単(12-4-7)147万9620円
※着順と払戻金は主催者発表と確認して下さい。