【ニューヨーク高橋秀明】米大リーグ、ヤンキースのキャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)は14日、今季で契約が切れる松井秀喜外野手との再契約交渉について「これ以上、待つつもりはない」と語り、両者間で設定した15日の交渉期限を先延ばしないことを明言した。
地元のデーリー・ニューズ紙などによると、ヤンキース側は年俸で4年間総額4800万ドル(約56億6400万円)程度まで譲歩し、松井の代理人であるテレム氏に提示したが、14日夕現在、両者は合意に達しておらず、交渉は期限ぎりぎりまで続けられることになった。
キャッシュマンGMは「彼も残りたがっているし、我々もキープしたい。期限までに合意したい」と語り、改めて松井を引き留めることへの意欲を見せた。15日に合意に達しない場合は、松井のヤンキース退団の可能性が高まる。