【ベルリン斎藤義彦】ドイツの大手通信社dpaは18日、サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本・クロアチア戦について「クロアチアは生死のかかった試合で勝利を逃した」と報じた。特に前半22分に川口がPKを好セーブでしのいだ活躍を取り上げ、「クロアチアはこれで、最大のゴールの可能性を逸した」と評した。
dpaは両チームとも1敗していることから「前半は大きなプレッシャーを受け、委縮していたようだ」と指摘。後半、「両方とも元気を取り戻し、数分ごとにシュートを放った」が、後半6分に日本は柳沢がチャンスを逃し、中田のシュートも「GKプレティコサに打ち勝てなかった」とした。
毎日新聞 2006年6月19日 7時59分