【カイザースラウテルン(ドイツ)小坂大】サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会は第18日の26日、決勝トーナメント1回戦2試合を行い、6大会ぶり4度目の優勝を狙うイタリア(E組1位)と、初出場のウクライナ(H組2位)が準々決勝進出を決めた。
イタリアは後半ロスタイムにトッティがPKを決め、ヒディンク監督率いるオーストラリア(F組2位)を1-0で降した。イタリアは前回02年日韓大会の決勝トーナメント1回戦で同監督の韓国に敗れており、2大会ぶりのベスト8。
ウクライナはスイス(G組1位)と対戦した。0-0のまま30分間の延長でも決着が付かず、今大会初のPK戦に突入。ウクライナが3-0で制した。スイスは1次リーグから4試合無失点のまま、姿を消した。イタリアとウクライナは30日の準々決勝で対戦する。
第19日の27日は同1回戦でブラジル(F組1位)とガーナ(E組2位)、スペイン(H組1位)とフランス(G組2位)が対戦。8強が出そろう。
毎日新聞 2006年6月27日 13時42分