米大リーグ、レッドソックスの主砲オルティスが、6日のデビルレイズ戦で両リーグ一番乗りとなる今季40号本塁打を放った。
このペースでいけば、シーズン60本前後になる。大リーグでは01年のボンズ(ジャイアンツ)の73本を最後に60本以上打った打者は出ていないが、オルティスには期待できる。
オルティスは02年まではツインズで6年間プレー。年間20本が最高だった。しかし、03年にレッドソックスに移籍してから本塁打が急増し、6日の一発で3年連続40本塁打を達成。主砲としての安定感は際立っている。
ワールドシリーズを制した04年は、地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズでサヨナラ本塁打するなど勝負強さにも定評がある。今季も逆転サヨナラ本塁打など何度もサヨナラ打を放っている。脂の乗りきった30歳の左打者は「毎日、少しでもうまくなろうと努めている」と話した。(共同)
毎日新聞 2006年8月8日