週明け11日の東京株式市場は、前週末に株価が上昇した反動で利益確定の売りが先行する展開となった。日経平均株価は2営業日ぶりに反落し、一時、前週末終値比148円29銭安の1万5932円17銭まで値を下げ、取引時間中としては3営業日連続で1万6000円を割り込んだ。午前の終値は同105円66銭安の1万5974円80銭。TOPIX(東証株価指数)も反落し、午前の終値は同6.86ポイント安の1613.06、東証1部の午前の出来高は7億2400万株。
市場関係者によると、内閣府が11日発表した06年4~6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の改定値(2次速報)は、8月発表の1次速報値とほぼ同じ数値で「市場の予想の範囲内」だったため、目立った反応はなかった。【川口雅浩】
毎日新聞 2006年9月11日