東京ガスの木村雄太投手が西武からの現金授受を認めたことを受け、日本野球連盟の崎坂徳明事務局次長は10日、「詳しい報告を待ち、常任理事会などを開いて対応を協議する」と語った。連盟の登録規定は、加盟チームや競技者が連盟の名誉を傷つけた場合、理事会の議決などに基づき、加盟登録や競技者登録を取り消すことができると定めている。
一方、日本学生野球憲章ではプロ球団からの金品授受を全面的に禁止しており、早大野手の金銭授受が確認された時点で当人は退部となり、その後、本人や野球部への処分が行われる。04年に複数球団からの金銭授受が明らかになった明大・一場靖弘投手(現楽天)の場合、本人は退部し、明大は警告処分を受けた。
毎日新聞 2007年3月10日 21時37分 (最終更新時間 3月10日 23時30分)