【NQNニューヨーク=横内理恵】10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比80銭円安・ドル高の1ドル=119円40~50銭で取引を終えた。米長期金利/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E4E1E0E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXが上昇したことを受け、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢だった。円は一時119円62銭と1月9日以来およそ1カ月ぶりの円安・ドル高水準を付ける場面があった。
10日の米債券市場では、長期金利の指標となる米10年債利回り/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E5E1E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXが節目の2%に乗せる場面があった。米景気の改善が続くなかで、米金利の先高観が意識され、円売り・ドル買いを誘った。
ギリシャの金融支援を巡る同国政府と欧州連合/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E1E7E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(EU)などとの交渉については引き続き不透明感が強いものの、この日は米国やドイツなど欧州株式相場の上昇が目立った。投資家が運用リスクを取りやすくなり、低金利の円に売りが出やすかったとの見方もあった。