浜松市天竜区で、天竜川に架かる国道473号のつり橋「原田橋」が落下し、市職員2人が死亡した事故で、市は13日までに、落下現場から下流に約500メートル離れた地点に仮設橋を設置し、供用を開始した。
対岸に渡るための迂回路は約80キロに及び、住民の生活に影響が出ていた。
市によると、仮設橋は長さ約5メートル、幅約4メートル。川の中に直径約1メートルのコンクリート製の管を並べ、その上に砂利を敷いた。構造上の問題や未舗装部分が多いため、大型車や二輪車、歩行者は通行できない。
警備員を24時間配置し、仮設の取り付け道路(長さ約1.2キロ)を含め、片側交互通行に規制する。〔共同〕