【ソウル=共同】韓国中部忠清南道瑞山市の瑞山警察署は同市内の貯水池で15日午後、男性の遺体が見つかり、香川県の大学から同市の韓瑞大に留学中に行方不明になった日本人男子学生(21)と確認したと明らかにした。目立った外傷はないといい、同署は誤って池に落ちた可能性が高いとみている。
学生は1月3日朝、大学近くの車道をジョギング中、貯水池に向かう脇道へ入っていく姿を付近のガソリンスタンドの監視カメラに捉えられたのを最後に、行方が分からなくなっていた。
同署によると、韓国を訪れていた家族が身元を確認した。学生は昨年3月から留学。同12月に帰国予定だったが、韓国語の試験に向けた勉強を理由に延期していた。