経済産業省が16日発表した2014年12月の製造工業稼働率指数(2010年=100、季節調整値)は、前月比2.0%上昇の101.8だった。上昇は2カ月ぶり。軽自動車や小型車の生産が好調で「輸送機械工業」が前月比5.2%上昇したことなどが寄与した。一方、生産能力指数(原数値)は前月比0.1%上昇の95.0。
同時に発表した14年12月の鉱工業生産指数(10年=100、季節調整値)確報値は、前月比0.8%上昇の98.7だった。速報値(1.0%上昇の98.9)から小幅ながら下方修正された。確報段階で飲料、医薬品など一部業種のデータが集計対象に加わり、指数を押し下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕