日本中央競馬会（ＪＲＡ）は16日、東京・六本木事務所で2015年度新規調教師・騎手の免許交付式を行い、騎手では世界一線級の外国人で初めてＪＲＡの試験に合格したイタリアのミルコ・デムーロと、フランスのクリストフ・ルメールら６人に免許（３月１日付）を発行した。

ほとんど日本語で行われた記者会見で、ＪＲＡのＧ１で既に10勝している36歳のＭ・デムーロは「とにかくベストを尽くすだけ。（これまでの最高が２着の）桜花賞を勝ちたい」と話した。

有馬記念優勝などの実績がある35歳のルメールは昨年11月の落馬によるけがも癒え、Ｍ・デムーロとともに３月から騎乗予定。「新しい騎手人生のスタート。勝ちたいのは桜花賞、皐月賞、オークス、ダービー。（ことしは）150勝したい」と語った。〔共同〕