【ロンドン=欧州総局】18日のロンドン外国為替市場の円相場は小幅続落。前日終値に比べ15銭円安・ドル高の1ドル=119円10~20銭で引けた。
日中を通してやや方向感に欠ける値動きで推移した。
円の対ユーロ相場は反発。同30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=135円30~40銭で引けた。
午後に対ドルでユーロ売りが強まり、ユーロ・円相場でも円買いに転じた。
ユーロは対ドルで続落。前日終値に比べ0.0035ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1360~70ドルで取引を終了した。
ギリシャ支援を巡る先行き不透明感から、ユーロ売りの地合いが続いている。
英ポンドは対ドルで大幅反発。対ドルで同0.0105ドルポンド高・ドル安の1ポンド=1.5440~50ドルと、1月上旬以来のポンド高・ドル安水準で引けた。
午前発表になった10月~12月期の英失業率が市場予想を上回って減少したことなどを受けてポンド買いが膨らんだ。
ポンドは対円でも上昇し、1ポンド=183円95銭~184円05銭で引けた。ポンドが184円台を付けたのは1月上旬以来。
ポンドは対ユーロでも一時、1ユーロ=0.7355ポンド近辺と、2008年1月以来のポンド高・ユーロ安水準を更新した。
スイスフランは対ドルで続落。一時、1ドル=0.9440スイスフランと、1月中旬以来のドル高・フラン安水準を付けた。