藤田保健衛生大学の若松一雅教授と米エール大学などの研究グループは、皮膚や髪に含まれる黒い色素「メラニン」の原料に紫外線が当たると皮膚がんを引き起こすことを突き止めた。これまでメラニンは紫外線から皮膚を守る働きがあるとされていたが、がんの発症にも関わっていたことが判明した。 研究チームは培養した皮膚細胞などを使った実験で確認した。地上に降る紫外線全体の95%を占める「UVA」という光を細胞に当てたところ、メラニンのもとになる物質が分解され、細胞内の核に入り込みDNAを傷つけた。DNAが傷ついた細胞はがんになった。 メラニンは紫外線を遮る働きがあり、皮膚がんを防ぐ効果があるとされる。それでも、白人に比べてメラニンが多い黒人でも紫外線によって皮膚がんになることが知られ、研究チームは「黒人が皮膚がんになる原因の一端を担っているかもしれない」としている。 若松教授は皮膚がんを防ぐ方法として日焼け止めを活用するほか、「日焼け後の数時間以内にビタミンCなどを摂取すれば、ダメージを減らせる可能性がある」と話している。 |
皮膚がんにメラニンの原料が関与 藤田保健大など解明
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