米高官がこのほど、中国側は感染症に関する「虚偽情報のプロパガンダ」を繰り広げているとしたことについて、中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は19日の定例記者会見で「米側の主張は全く根も葉もない、魂胆あってのものだ」と述べた。
【記者】 米国務省グローバル・エンゲージメント・センターのガブリエル調整官はこのほど「中国政府はツイッターなどニューメディアを利用して感染症に関する『虚偽情報のプロパガンダ』を繰り広げている。これは中国側が『インターネットボット』を通じて自動的に情報を広めていること、最近中国の外交官のツイッターアカウントが激増していることなどに見られる」と述べた。これについて中国側としてコメントは。
【趙報道官】 米高官のこの主張は全く根も葉もない、魂胆あってのものだ。我々は、米ツイッター社がすでにこれについて対応したことに注意を払っている。いわゆる「問題あるアカウント」に対する同社の初歩的な調査結果は、米側の主張を支持していない。
中国の在外外交機関及び外交官によるSNS上のアカウント開設に関しては、我々はすでに中国側の姿勢を紹介した。他の国々の外交当局及び外交官と同様、我々がSNS上でアカウントを開設するのは、より良く対外交流を行い、より良く中国の状況と外交政策を紹介するためだ。我々は様々な方法を通じて外部と意思疎通や交流を強化し、相互理解を増進したい。
最近、感染症の問題において、米国の一部の政治屋は中国に責任を転嫁し、公然とスティグマタイゼーションを行い、様々な虚偽情報を撒き散らしている。「虚偽情報のプロパガンダ」を行っているのが一体誰なのか、米側はよく分かっており、世界もはっきりと見ている。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年5月20日