【ファルン(スウェーデン)=共同】ノルディックスキーの世界選手権第5日は22日、スウェーデンのファルンで行われ、男女各2人の4人で争うジャンプ混合団体(HS100メートル、K点90メートル)で、前回優勝の日本は高梨沙羅(クラレ)葛西紀明、伊藤有希(ともに土屋ホーム)竹内択(北野建設)で臨み、合計888.3点で銅メダルを獲得した。今大会の日本のメダルはジャンプ女子の伊藤の銀に続いて2個目。
ノルディックスキーの世界選手権・ジャンプ混合団体で銅メダルを獲得した日本の(左上から時計回りに)竹内択、葛西紀明、伊藤有希、高梨沙羅(22日、ファルン)=共同
日本は1回目に高梨が96.5メートル、竹内が95メートルを飛ぶなどして3位につけ、上位8チームによる2回目も順位を維持した。ドイツが917.9点で初制覇した。
複合団体で加藤大平(サッポロノルディックク)渡部善斗(北野建設)永井秀昭(岐阜日野自動車)渡部暁斗(北野建設)の日本は6位。ジャンプと同じ台での前半飛躍で2位となったが、後半距離(20キロ)で表彰台争いから脱落した。ドイツが1987年大会以来の金メダルを手にした。
距離団体スプリント・フリーの男子(8.4キロ)でレンティング陽(アキラ)と宮沢大志(JR東日本)の日本は16位だった。23日は競技がなく、24日に再開される。