日本バスケットボール協会の改革を主導するタスクフォース(特別チーム)の川淵三郎チェアマンと女子日本代表の意見交換会が25日、東京都内で行われ、渡嘉敷来夢(JX―ENEOS)は「五輪予選に出ることを大前提に毎日練習している。五輪に出たい」と訴えた。
大神雄子(日本協会)や18歳以下日本代表主将の篠原華実(愛媛・聖カタリナ女高)らが参加。互いに質問をぶつけ合い、大神は「ほとんどの選手はWリーグでプレーして(力を)代表で表現している。みんなの具体的な目標が次の五輪」と言葉に力を込めた。
川淵チェアマンは「全力を挙げて努力していく」と早期の問題解決を誓い、国内でバスケットボール人気が高まらない現状を問われると「代表の強化がうまくいっていないから。男子は40年も五輪に出ていないし、強化の方法がまるでなっていなかったと断言していい」と即答した。〔共同〕