9日の東京株式市場で日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは3営業日ぶりに反落した。終値は前週末比180円45銭(0.95%)安の1万8790円55銭だった。前週末の米株式相場が急落した流れを引き継ぎ、軟調に推移した。前週末発表の2月の米雇用統計が市場予想を上回る改善となり、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ観測につながった。円安・ドル高を受けて一時は下げ幅を縮めたものの、積極的な買いにつながる材料に乏しく、大引けにかけて再び下値を探る展開になった。ファストリやKDDIなどの値がさ株や、医薬品株、精密機器株などが下げをけん引した。
日経平均は取引開始後から急速に下げ幅を広げ、一時は約230円安の1万8700円台前半に下落した。寄り付き/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E5EBE2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX前に発表された2014年10~12月期の実質国内総生産/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5EAEAE4E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(GDP)改定値は速報値から下方修正された。市場予想の下限を下回り、嫌気した売りが広がった。株価指数先物に売りが膨らみ、現物株相場の下げにつながった面もある。
後場寄り後には下げ渋り、1万8900円に迫る場面もあった。安値圏では日銀による上場投資信託/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE3E5E7E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(ETF)買いの思惑が強まったほか、1月末からの上昇局面で買い遅れた個人投資家の押し目買いも観測された。昼にかけて円相場が1ドル=121円台に下落し、輸出関連株が下げ渋ったことも相場を下支えした。
JPX日経インデックス400と東証株価指数/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2EAE5E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(TOPIX)も3営業日ぶりに反落した。業種別では医薬品の下げ幅が最大。電気・ガス業や不動産業も下げた。半面、小売業やサービス業は上昇した。