ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスは10日、都内で経営統合に関する記者会見を開いた。出席したユニーGHDの佐古則男社長は統合の狙いについて「原料調達や商品開発、サービス、物流システムなど幅広い分野でシナジー(相乗効果)を生かす」と説明した。そのうえで佐古氏は「国内最大級の店舗網と事業基盤を構築し、スケール(規模の)メリットを追求できる」と強調した。
両社のコンビニ事業は統合後、1万7000店舗超となり、国内最大手のセブン―イレブン・ジャパンを上回る見通し。ファミリーMとユニーGHDは、今年8月の基本合意後、2016年9月の新会社発足を目指す。両社のコンビニ事業を統合し、競争力を高める。〔日経QUICKニュース(NQN)〕