トヨタ自動車労働組合は10日、愛知県豊田市の本社敷地内で4千人を集めた大規模集会を開いた。鶴岡光行執行委員長はベア6千円の要求に対し「大きな隔たりが労使に残されている」と述べた。満額獲得の表現はあえて使わず「昨年実績(2700円)を乗り越えて大きな前進を図る」とした。年間一時金は5年連続での満額(6.8カ月)回答を求めていく。 トヨタは11日に3回目となる労使協議会を開く。最終的な回答は18日に出す方向で、週明けに向けて交渉は大きなヤマ場を迎えることになる。 |
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