第一生命保険(8750)は30日、2015~17年度の中期経営計画を発表した。実質的な収益力を示すとされる同社独自の指標で、純利益に危険準備金の法定超過繰入額を加えた連結修正純利益(14年4~12月実績で1411億円)について、17年度に現行の目標(15年度に1000億円)から2倍に引き上げる計画を示した。
現行の13~15年度の中期計画が14年度中に1年前倒しでの達成が見込める状況となり、新たな計画を策定した。グローバル規制を見据えた資本水準の確保を目指す。海外地域統括を本格稼働させ、日本・北米・アジアパシフィックのグローバル3極体制を確立させる。持ち株会社体制への移行も引き続き検討するとしている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕