中国国家航天局月探査・宇宙プロジェクトセンターが27日に発表した情報によると、中国月探査プロジェクト4期嫦娥7号任務は月の南極への着陸を実現し、極地環境・資源調査を展開する。嫦娥7号には競争で勝ち残った17台のペイロードが搭載される。中国新聞網が伝えた。 各方面の優位性を十分に発揮し、国際的な先進水準を見据え、科学成果の独創性を高め、科学・応用目標の順調な達成を保証するため、中国国家航天局は嫦娥7号任務の一部の主要ペイロードの選別活動を計画している。 中国国家航天局月探査・宇宙プロジェクトセンターは、嫦娥7号任務のペイロード選別の次の原則を明らかにした。(1)重大な科学的意義を持つ。任務の目標が明確で、科学の独創性が高く、現代世界の先端を示す。(2)先進的な技術指標。プランの論証が十分で、技術指標が合理的で実現可能で、国際的な先進水準を示す。(3)開発の進捗状況が良好で、経費・予算が合理的。開発の基礎が良好で、進捗が制御可能で、プロジェクト全体の需要を満たす。 今回の嫦娥7号任務のペイロード選別は、申請機関と中国国内(香港・マカオ・台湾を含む)及び海外の有力科学研究機関の共同申請を奨励する。同時にエンジニアと科学者の緊密な連携、共同開発チームの結成を奨励する。 中国月探査プロジェクトは2004年の開始以来、重大な国際的影響力を持つ一連の革新的成果を上げている。中国国家航天局は現在、月探査プロジェクト4期嫦娥7号任務と惑星探査重大プロジェクト小惑星探査任務を始動している。嫦娥7号任務は月の南極への着陸と巡回探査を予定している。小惑星探査任務は地球に近い小惑星「2016HO3」の周回探査、サンプル採取、帰還を予定している。同時にそのメインベルト彗星「133P」の周回探査を行う。(編集YF) 「人民網日本語版」2020年8月28日 |
中国の嫦娥7号が月の南極に着陸予定、ペイロードの選別を計画
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