バスケットボールの国内男子リーグを統合して来年10月にスタートする新リーグの参加申請受け付けが3日に始まり、ナショナルリーグ(NBL)やTKbjリーグの計24チームが申請した。申請期限は4月末までで、審査を経て5月末に参加チームが決定する。
統合を主導するタスクフォース(特別チーム)によると、現時点で他に18チームが参加の意向を伝えている。参加資格はNBL2部などを含む計46チームにあり、1日に来季のbjリーグ参入が発表された広島を認めるかどうかは検討する。
この日はNBLの五つの企業チームがいずれも申請しなかったが、特別チームの川淵三郎チェアマンは「だいたい参加する方向に進んでいる」と話した。日本人選手全員が社員で、プロ契約を基本とする新リーグの参加条件が障害になっている東芝神奈川についても「解決策を見いだして参加されると思っている」と楽観視した。
「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」の設立が発表され、記念写真に納まる申請チームの関係者(3日午後、東京都港区)=共同