米アップルは3日、アプリ配信サイト「アップストア」の日本での課金価格を、約2割値上げした。アップルは為替レートの変動を反映させて各国でのアプリの価格を変更しており、円安に合わせて日本での課金価格を引き上げた。スマホやタブレット用のアプリはアップルが目安となる複数の価格水準を設定し、その中から開発者が選択している。開発者向けにこの価格の引き上げを通知した。
例えば人気アプリの「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」のゲーム内アイテムの課金価格は100円から120円になった。アプリの課金はアップルの取り分があるため、円安によるドルベースの収益の目減りを補う狙いがある。