ボクシングのダブル世界戦（22日・大阪府立体育会館）で、世界ボクシング協会（ＷＢＡ）フライ級王者のフアンカルロス・レベコ（アルゼンチン）に挑む同級３位の井岡一翔（井岡）が19日、大阪市内で公開練習を行い「ＫＯでも判定でも、勝つことに徹したい」と３階級制覇に自信を示した。

昨年５月に国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）フライ級タイトルマッチで、プロ初黒星を喫して以来の世界戦となる。「自分でも楽しみ。タイトルに挑む気持ちが今までとは違う」と雪辱を期した。

陣営によると、プロ18戦目での３階級制覇は史上最短という。31歳の王者は８度防衛中の強敵だが、26歳の挑戦者は「どんな展開も覚悟している。距離を取って、左のジャブが鍵になる」と話した。〔共同〕