三菱自動車(7211)は、四輪駆動のスポーツ車「ランサーエボリューションX」に、シリーズ最終となる特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」を追加し、8月ごろ発売する。1000台の限定販売で、このほど先行予約を始めた。
「ランエボ」の愛称で知られ、1992年の初代モデルから現行車種が10代目。今回の特別仕様車を機に、同シリーズの生産を終える。排気量2リットル4気筒ターボエンジンを搭載し最高出力を高めたほか、走行中の車両の動きを効果的に制御するシステムを備えた。スポーツ走行にも対応できる高性能ブレーキやショックアブソーバー、18インチ鍛造軽量アルミホイールなども装着し、走行性能に磨きをかけた。
5速手動変速機(MT)モデルのみで、価格は税込み429万8400円。〔日経QUICKニュース(NQN)〕