22日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は続伸した。大引けは前日比15円09銭(0.59%)高の2551円48銭だった。4営業日ぶりに年初来高値を更新し、2006年5月15日以来およそ9年ぶりの高値を付けた。日経平均株価が再び2万円の大台に乗せたことで投資家心理が改善し、新興市場でも買いが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で765億円、売買高は1億3968万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20も続伸した。ガーラや倉元が上昇した。心筋組織の再生につながる特許を米国で取得したと発表した3DMも上昇した。一方でアスラポートやアビックス、日本マイクロは下落した。
東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反発した。大引けは前日比10.14ポイント(1.11%)高の924.06だった。プラッツやモルフォ、ミクシィが上昇した。半面、アクロディアやエナリス、DMPが下落した。
きょう上場した日本スキーは、午前に公開価格比9.9%高の3925円で初値を付けた。その後は制限値幅の上限(ストップ高)水準である初値に比べて700円(17.8%)高い4625円まで上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕