【ワシントン=岩本昌子】米調査会社コンファレンス・ボードが28日発表した4月の消費者信頼感指数は95.2(1985年=100)となり、前月の改定値から6.2ポイント低下した。市場予測の平均(102.2程度)を下回り、2カ月ぶりに下がった。
4月は「現在の景況」が前月比2.7ポイント低下の106.8、「短期景況見通し」は8.5ポイント低下の87.5だった。「現在の景況」が3カ月連続で下がり、先行の期待感も弱まってきている。カンファレンス・ボードは「今後数カ月で米経済の勢いが上向いていく様子はほとんど見えない」と分析している。