長江商学院がこのほど北京で発表した最新の「投資家心理調査報告」によると、投資家心理が回復を続けており、この楽観ムードは中国経済のファンダメンタルズに対する投資家の信頼感、および効果的なリスク対策に対するポジティブな期待に基づくものだという。人民日報海外版が伝えた。
関連の調査によれば、回答者の中国経済成長に対する信頼感が高まった。今回の調査期間には回答者の53%が、「今後の中国の国内総生産(GDP)成長率は5%を超える」との見方を示し、この割合が前回調査時に比べて8.2ポイント上昇した。今年に入り、中国経済が急速に回復し、新型コロナウイルス感染症対策がポジティブな成果を上げ、改革開放が深化を続けた。こうしたことはいずれも投資家の信頼感を高める上で支えになったという。
この報告は中国の資本市場に対する投資家の心理と期待に関する調査の結果をまとめたもので、中国の重要都市13ヶ所で大規模に集められたデータのサンプリング調査がベースだ。調査は四半期ごとに1回行われる予定で、今回が9回目になる。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年1月11日